葬儀のマナー・知識

【僧侶の手配】お坊さん便などネットで出張派遣するサービスが人気

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【僧侶の手配】お坊さん便 葬儀のマナー・知識

ご自宅・お墓などに出向き法事法要(読経・法話)を行う僧侶を手配するサービスです。

戒名の授与も手配可能で、明瞭な定額料金、しかも通常のお布施と比較してかなり格安な料金設定となっています。

  • 葬儀の読経:5.5万円~
  • 法事・法要:4.5万円〜
  • 戒名授与:2万円~

日頃、寺院との付き合いがなく、必要に応じたサービスだけ受けたいという場合は有効な選択肢です。

その他にもお坊さん手配のメリットはたくさんあります。

  • 安心の定額制
  • 僧侶との付き合いは一度きりでも可
  • 僧侶への心づけ・お車代・お膳料など追加の費用不要
  • お客様のご希望の日時にあわせて僧侶を手配
  • 日本全国で仏教の主要7宗派を手配可能
  • 専門の相談員が無料の電話相談に応対

Amazonで注文できることで話題になりましたが、思いのほか好評な口コミが並んでいます。

現代の葬祭のあり方として広まっていくと思われますので、参考にしていただければと思います。

僧侶手配・派遣サービスとは

僧侶手配は

僧侶の手配サービスは、葬儀や各種法要において単発で僧侶を依頼できるもの、また手配するため仕組みのことを言います。

通常の僧侶とやることが異なるわけではなく、あくまでも僧侶の仕事をその都度必要な部分だけ依頼できるシステムのことを言います。

檀那寺・菩提寺がある場合は、日頃から特定の寺院の僧侶との付き合いがあり、いざ葬儀・法要のときにもその僧侶へ依頼することになります。

そういった付き合いが無い人が僧侶を依頼する場合は、必要の都度僧侶を探す必要があります。

  • 僧侶を探す
  • 僧侶に依頼する
  • 料金(お布施)を支払う

この作業を簡単にできるような「仕組み」が僧侶の手配サービスです。

仲介サービスと寺院独自の単発派遣

僧侶の手配は、消費者と僧侶とをつなぐ仲介サービスのことを指す場合が多いです。

ただ、各寺院の僧侶が単発で法要の読経を請け負っており、そのサービスを「僧侶手配」や「僧侶派遣」としているものもあります。

  • 仲介サービス
  • 寺院独自のサービス

利用方法は2つありますが、基本的に僧侶派遣は僧侶とつきあいの無い場合に検討しますので仲介サービスを利用するほうが懸命でしょう。

僧侶手配に対する宗教団体からの批判について

僧侶手配で一般的な認知度が高いのは株式会社よりそう(旧みんれび)が運営する「お坊さん便」です。

お坊さんの手配をインターネットのAmazonで注文できるようにしたことで話題になりました。

これにより宗教・僧侶の団体から批判がでてきることも各メディアで話題になりました。

>>お坊さん便の公式ページはこちら

表向きの理由は「僧侶は商売ではない」ということですが、金額を示さないことで数十万円のお布施を貰えていたのがはっきりと料金を示されたら困るというのが実態でしょう。

明瞭会計な料金システムは利用者からすると非常に便利ですよね。

戒名もつけられる

僧侶の手配サービスでは戒名の授与も可能です。

手配をするときに戒名授与の有無が選べるようにプランが用意されています。

料金的にも一般的な戒名料よりも安く(2万円〜)設定されています。

納骨・法要(一周忌や四十九日)でも使える

僧侶手配サービスでは各種法要など僧侶が必要なシーンが一通り用意されており、任意で選んで依頼できるようになっています。

それぞれで料金が異なりますが、多くのサービスで明確に料金表が公表されているので参考にしてください。

また、いきなり依頼するのでなく一旦資料請求や電話相談を行えますので、まずは詳細を確認するといいでしょう。

>>お坊さん便のページを見る

僧侶手配のメリット

明確な料金

僧侶手配の最大のメリットが料金が明確であり、一般的なお布施と比較して低額に設定されていることです。

不明瞭でしかも高額なお布施を払うことに抵抗がある人も少なくありませんので、そういった考えの人にとってはとても使いやすいサービスでしょう。

檀家にならなくて良い

菩提寺・檀那寺が無い人が仏教しきの葬儀や法要を行うときは葬儀社などから僧侶を紹介してもらうことになります。

そこで行われるのが檀家になるかどうかの打診です。

寺院としても檀家というスポンサーが欲しいので、声がけをしてくるのは当然かと思います。

僧侶の派遣・手配サービスにおいては基本的にそういった営業活動は行われないことになっていますので安心です。

僧侶手配のデメリット

檀那寺・菩提寺と付き合いがある人は利用できない

檀那寺・菩提寺がある人は檀家になっている寺の僧侶に依頼するのが本来であり、別の僧侶に読経や戒名授与を依頼してはいけません。

もし他の僧侶に戒名をつけてもらった場合は、寺に置いている墓には納骨できないなどと言われることもあります。

後々にトラブルにならないよう、僧侶の手配をする前に菩提寺・檀那寺がないことを確認します。

僧侶手配のサービス側からも菩提寺が無いかどうかの確認がなされるはずです。

付き合いの無い僧侶に対する不安

気軽に僧侶を依頼できるメリットの裏返しになりますが、日頃付き合いの無い僧侶に読経を依頼する不安はあります。

場合によっては当日どんな人が来るのかわからない・そもそもちゃんと僧侶が来てくれるのかなどの心配事があるかもしれません。

仲介として間に入ってくれるサービスがしっかりしているところであるか確認し、可能であれば事前に僧侶と面談や打ち合わせが設けられているサービスを選ぶと良いです。

僧侶派遣サービス

僧侶紹介・手配サービス
サービス名運営会社
お坊さん便よりそう
お坊さん.jpPRO
いい葬儀の僧侶手配鎌倉新書
涙そうそうの僧侶手配終楽
和尚さん.comおしょうさんどっとこむ
和みの僧侶派遣WASOU合同会社
てらくるユニクエスト
お坊さん派遣.com清風会

あくまでも僧侶を紹介・手配する仲介サービスですので、どこが良い悪いはありません。

価格もだいたい横並びになっていて、それほど大きくかわりません。

提携の寺院が一部地域なのか全国対応なのかの違いはあります。

なお、Amazonでチケット購入できるのはお坊さん便和尚さん.comです。

申し込み・利用方法

お坊さんの手配は、いきなり電話をかけて「これから来てください」というものではありません。

基本的には、事前に相談や資料請求をして、その後に実際の依頼をしてから打ち合わせなどに進みます。

例として、お坊さん便の申し込みの流れは以下のようになります。

申し込みの流れ
  • STEP1
    資料請求・電話相談

    資料請求や電話相談を行いたい場合は公式ページから申し込めます。

  • STEP2
    注文

    依頼する内容が決まったら注文します。
    Amazonでもチケットの購入が可能です。
    希望の日取り、場所、宗派に合わせた僧侶を手配いたします。
    手配の内容を記載したチケットを紙面にて送付いたします。

  • STEP3
    打ち合わせ

    手配した提携の僧侶より、お客様にご連絡を差し上げます。
    法事法要に関してのご質問などをしていただくことも可能です。
    戒名の授与をご選択いただいたお客様には、戒名授与を行うにあたって、戒名授与対象者様のご趣味やお人柄等をお伺いいたします。

  • STEP4
    法事・法要で読経

    僧侶手配書に記載された日時・場所へ僧侶が直接お伺いいたします。
    僧侶による読経の後には、法話がございます。

ちなみにお坊さん便はLINEスマートスピーカー(Clova)にも対応したよう。

スマートスピーカーに向かって「お坊さんを呼んで」というと手配が出来ます。その後はオペレーター(人間)から電話がかかってくるのですが。

僧侶の手配まとめ

葬儀では僧侶の手配以外に各施設・美品や搬送などやることが色々ありますので、一括して葬儀社に代行してもらうのが通常です。

そのため、僧侶の手配だけを単発で利用するとしたら葬儀以外の法要が主な利用シーンとなるかと思います。

将来的に法要を行う予定があり、付き合いのある僧侶がいない場合は、お坊さん手配サービスの資料請求をしておき選択肢の一つとして用意しておいてもいいでしょう。

>>お坊さん便の資料請求へ(無料)

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