喪服の即日レンタルはギリギリ可能で翌日が現実的｜喪服レンタルのレビュー

葬儀に参列するにあたり、喪服のレンタルを利用してみたので感想をまとめます。

急ぎで当日中に礼服を用意する必要がある場合は、その手段がないことはありませんが、やはり現実的ではありません。

レンタルであれば翌日には手元に用意することが出来ます。

とりあえずはレンタルを使ってみて、それから自分に合った礼服を購入するかどうかゆっくり考えてもいいのかなと感じました。

レンタルを利用するかどうか検討している方は参考にしていただけると幸いです。

礼服・喪服を当日に用意する方法

どうしても当日に喪服を用意する必要がある場合は以下の手段で探してみて下さい。

近くの礼服屋で購入する

一番確実な方法は近くにある礼服屋・スーツ店で購入してしまう方法です。

その場で購入して受け取れるので、ほぼ確実に当日入手できます。

裾上げなどサイズ調整で多少時間はかかるかもしれませんが、それでも一番早いでしょう。

ただし、購入する礼服を吟味して選ぶ時間がなく、ネットで購入するより割高になることがデメリットです。

既成品の安い礼服であっても、2〜3万円台。それなりにしっかりしたものであれば5万円〜はします。

せっかく礼服を購入するのに時間がないことで選び方が適当になったらもったいないです。

長く着ることを想定して高い礼服を購入するならなおさらです。

また、青山やAOKIなど既成品を多く取り扱っているスーツ店でも、実店舗よりネットの方が同じものを安く買えたりします。

当日に用意しなければならないという条件の中で、足元を見られている感じでなんか嫌です。

このあたりを考慮して、その場である程度適当な既成品を購入してもいいという方は近くのスーツ店へ走りましょう。

店舗で直接受け取れるレンタルを利用

スーツレンタルの多くは、翌日受け取りですが、ごく一部当日受け取れるサービスがあります。

ただし、店舗に受け取りに出向ける場合のみです。

東京であれば「礼服レンタルのやました」が、北千住センターでの当日受け取りを行っています。

たまたま近くに当日受け取りができるサービスがある人のみ利用できます。

知人に借りる

あまり現実的ではありませんが、知人に借りれるのであれば借りるのも手です。

タイミングよく似たような体型の知人に当日中に借りられる状況であればお願いしてみましょう。

 

やはり、実際のところは礼服の準備に1日〜2日の時間を確保するのが失敗がありません。

翌日まで猶予がある人は喪服のレンタルを検討してください。

ネットの喪服レンタル

レンタルを取り扱っているサービスはいくつかありますが、どの業者もほとんど条件は同じです。

翌日の昼までに届く

喪服のレンタルは16時までの注文で、翌日の午前中までに届けられます。

葬儀への参列で遠方へ移動が必要な場合でも、翌日レンタルを受け取ってから移動を開始することが出来ます。

もちろん、昼以降の時間であれば配達時間の指定もできます。

レンタルの価格

礼服レンタルは二泊三日で4800円〜。

基本的には礼服上下とネクタイのセットです。

これに靴やYシャツなどのオプション（500円〜1000円程度）をつけることが出来ます。

また、二泊三日では足りない場合は、レンタル日数を増やすオプションもあります。

数万円かけて急遽礼服を購入することを考えたら、かなり使いやすい料金だと思います。

個人的には、急用の場合はとりあえずレンタルで済ませて、後日しっかり選んで礼服を購入した方がいいのかなーと思っています。

必要なものが一通りセットで借りられる

レンタルのいいところは、必要なものが全部レンタルできること。

スーツ上下だけでなく、ネクタイ・Yシャツ・靴はもちろん、数珠やふくさといった葬祭で必要なアイテムも借りられます。

女性であれば、葬祭用のネックレスとバッグもレンタル可能です。

ちなみに男性は靴下・女性はストッキングが貰えます。（これは返却不要、新品が届きます）

本当に何も持っていない状態でも、レンタルだけでなんとかなります。

レンタルサービス比較

ネットで喪服レンタルを調べると出てくる2社を比較します。見ればわかりますが、どれもだいたい同じです。

ちなみに「喪服レンタルやました」と「RENCA（れんか）」は同じ運営元かと思います。サイト名（サービス名）を別にしているだけでしょうか。

このようにサービス内容と料金はほぼ同じです。

唯一違うのが発送地域です。

配送エリアは全国対応していますが、発送地点から送付先まで距離がある場合は、その分配送に時間がかかります。

急ぎの場合は、届け先の地域と近い方を選ぶといいでしょう。

喪服レンタルの流れと使った感想

喪服をレンタルした流れと感想です。

レンタルの注文

今回利用したのは、やましたさん（RENCA）です。

注文方法は、ページのガイドに従えば問題なく終わります。

• 服や靴のサイズ
• 必要なオプションの選択
• 利用日（届けて欲しい日）など入力

当日中に発送完了のメールが届きます。

受け取りは東京の自宅でしたが、注文の翌日にクロネコヤマトで届きました。

喪服レンタルのセット内容

こんな感じで届きます。

汚れないようにビニールで包まれていますね。

レンタル商品はスーツなどを入れるガーメントバッグに全て入っています。

フルセットで頼んだのでいろいろはいっています。

靴・Yシャツ・数珠・ふくさ。

ベルト・靴下・ネクタイ・サスペンダー・シャツの袖を止めるやつ。

ソックスだけ新品のものが届きます。

礼服はこんな感じです。

普通にまともなスーツ（礼服）です。

一応、裏地はこんな感じです。

ズボンはアジャストつきのタイプでした。

多少のウェストサイズの調整は問題なさそうですね。

靴はシンプルな黒。

少し革が柔らかくなってる感じはしましたが、目立った傷やすり減りも無かったので許容内だと思います。

喪服レンタルの返却

使用後は受取時と同じように、バッグの中に全て戻して返却します。

付属してくるビニール袋に入れて、ゆうパックの伝票を貼って送ります。

※着払い用の伝票も付属して入っているので、貼るだけです

郵便局かコンビニで発送できます。

僕の場合は、受け取ったあとに地元に帰省して葬儀に参列しましたので、そのまま地元から発送して問題ありませんでした。

受け取りと返却が別の場所から行えるのはありがたいですね。

レンタルのサイズ感は問題ないか

レンタルであっても自分のサイズをしっかり選べればサイズ感も大丈夫です。

結局は既成品ですので、レンタルしようが購入しようが体へのフィット具合は同じですよね。

もちろんオーダーメイドのようには行きませんが、普通に既成品の中で一番自分の体型に合うものを購入するのと同じ感覚で着られます。

個人的に気になったところと言えば、若干パンツが太かったかなというところ。

誰でも着られるように、ある程度の余裕をもたせたもの（調整の幅があるもの）が届くのかもしれません。

ズボンの裾もそのままで着られました。

二泊三日で十分5800円分の仕事はしてくれたと感じています。

喪服レンタルまとめ

礼服を1着は持っておくのも社会人として素晴らしいと思います。

しかし、都合によってはレンタルでも問題ないように思えました。

• 急遽用意できない人
• 衣類を増やしたくない人
• 体型が変化する可能性がある人
• それほど格式の高さを求められない立場の人

このような場合は毎回レンタルを活用するのも一つの手ですね。

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