小さなお葬式|葬儀プランの口コミ・費用・サービス内容まとめ

小さなお葬式サービス内容評判・価格まとめ

小さなお葬式は、不透明だったお葬式料金の透明化を目指すサービスです。高額になりがちな葬儀費用を適正価格で提供することを理念に掲げ、全国の式場4,000以上と提携しています。

2025年5月現在、「小さなお別れ葬」から「小さな一般葬」まで5つの基本プランを展開し、資料請求で5万円割引が適用されるのが大きな特徴です。申込み段階で価格を決定し、葬儀に必要な基本項目がプラン内に含まれているため、原則として追加料金が発生しないよう設計されています。

最安プランの「小さなお別れ葬」は割引後86,900円から(税込)とリーズナブルですが、火葬料金は別途必要な点に注意が必要です。新聞やテレビ(NHK)などのメディアでも取り上げられた信頼性の高いサービスで、一部の離島を除くほとんどの地域で利用可能となっています。

このページでは、小さなお葬式の特徴や口コミ評判、最新の葬儀費用、申込みからサービス内容まで詳しく解説します。

目次

小さなお葬式のサービス概要

小さなお葬式とは

小さなお葬式は葬儀社ではなく、全国の葬儀社や式場と提携している仲介サービスです。2025年5月現在、全国約4,000箇所以上の提携斎場(一部離島を除く)で利用可能となっており、利用者の目的や予算に応じて最適な式場とプランを手配します。

葬儀費用の不透明さは多くの方が抱える問題です。小さなお葬式では、費用と項目を明確にパッケージ化したプランを提供することで、この問題を解決しています。「小さなお別れ葬」(直葬・仏具省略)から「小さな一般葬」まで5つの基本プランを用意し、葬儀の形式や規模に合わせて選べるようになっています。

多くの葬儀社では見積もりと実際の料金に差が生じることがありますが、小さなお葬式は申込み段階で価格を決定し、葬儀に必要な基本的なものがプラン内に含まれているため、追加料金のリスクを抑えられます。ただし、火葬料金は別途必要なため注意が必要です。

24時間365日対応のサポート体制

突然のことでも安心して相談できるよう、小さなお葬式では24時間365日体制で専門のコールセンタースタッフを常駐させています(約90名体制)。ホームページや資料を見てもわからないことがあれば、すぐに電話で無料相談できるのは大きな安心感につながります。

相談方法:

  • 電話相談(24時間対応)
  • Web問い合わせフォーム
  • 資料請求後の個別相談

特に緊急時は電話での対応が中心となりますので、いざという時のために連絡先を控えておくことをおすすめします。

早割プランと資料請求割引

小さなお葬式の大きな特徴は、事前申込みによる割引制度です。早割は申込みから時期によって3段階の割引が適用されます:

早割の割引段階:

  • 申込みから30日経過後
  • 申込みから1年経過後
  • 申込みから2年経過後

割引率は段階が進むほど大きくなり、病気や高齢のご家族がいらっしゃる方に利用されることが多いサービスです。

また、資料請求をするだけで5万円の割引が適用されるのも大きなメリットです。2025年5月現在、割引後の最安プラン「小さなお別れ葬」は税込86,900円からとなっています(火葬料金は別途必要)。急な依頼では適用されない場合もあるため、事前に資料請求しておくことで万一の際にも割引が受けられます。

エンディングノートの無料提供

資料請求をすると、エンディングノートが無料でもらえます。このノートには葬儀や終活に関する必要項目が整理されており、記入することでその後の手続きがスムーズに進められます。

エンディングノートの主な記入項目:

  • 希望する葬儀の形式や規模
  • 財産や保険などの情報
  • 大切な人への伝言
  • 相続に関する希望事項

このノートを家族と共有しておくことで、万が一の時に自分の希望が伝わり、残された家族の負担も軽減できます。小さなお葬式は単なる葬儀の手配だけでなく、終活のサポートも行っているのです。

小さなお葬式の口コミと評判

小さなお葬式を利用した方々の声を集めました。サービスを検討する際の参考にしてください。

良い口コミ

利用者からの肯定的な評価には、主に以下のようなポイントが挙げられています:

  • 費用面での満足度
    • 資料請求で5万円の割引になり、予算内で葬儀ができた」(yahoo知恵袋)
    • 「説明通りの価格で、追加料金一切なしで満足のいく静かな式ができました」(minhyo.jp)
    • 「事前の見積もり通りの金額で安心できた」(口コミサイト)
  • 会場の品質
    • 「父、祖母と二回お世話になりました。住んでいる場所が違うため、会館などどうなるのかなと少し不安でしたが、どちらも大変綺麗で、家族で暖かい葬儀ができました」(minhyo.jp)
    • 「提携している式場が想像以上に清潔で設備が整っていた」(SNS投稿)
  • サポート体制
    • 「24時間対応の電話サポートが親切で、急な事態にも対応してくれた」(口コミサイト)
    • 「葬儀の知識がなくても丁寧に説明してもらえた」(yahoo知恵袋)

悪い口コミ

一方で、以下のような不満点も見られます:

  • 追加料金に関する不満
    • 火葬場の都合で追加料金がかかった」(yahoo知恵袋)
    • 「安置日数が超過して予定外の費用が発生した」(SNS投稿)
    • 「面会の際に思いのほか時間単位の追加料金がかさんだ」(口コミサイト)
  • サービス内容の確認不足
    • 必要なサービスがあるか、余計なものは外せるかを確認してした方がいい」(yahoo知恵袋)
    • 「プランに含まれる内容と含まれない内容を事前にもっと詳しく確認すべきだった」(SNS投稿)
  • 地域による格差
    • 地方では提携している葬儀社の質にばらつきがあった」(口コミサイト)
    • 「都市部と比べて選択肢が少なかった」(SNS投稿)

口コミから見るサービスの特徴と注意点

口コミを総合すると、小さなお葬式の特徴と利用時の注意点が見えてきます。

サービスの特徴

小さなお葬式はあくまでも、葬儀社を探して葬儀の依頼・紹介をするサービスです。実際の葬儀サービスの品質は、現地で葬儀を行う提携葬儀社によって左右されます。

多くの利用者が評価する点:

  • 明確な定額プランと資料請求による割引
  • 全国4,000以上の提携斎場による広いカバー範囲
  • 24時間365日の電話サポート体制

利用前の注意点

口コミから見えてくる重要な注意点として、以下が挙げられます:

  • 追加料金の発生条件を確認する:地域によって火葬場の料金や待機状況が異なるため、当日の状況により追加料金がかかるケースがあります。特に安置日数超過(プラン規定は3~4日)、搬送距離(50km超)、面会料金などは事前に確認しましょう。
  • 総額を把握する:基本プラン料金に加えて、火葬料金お布施などの別途費用がかかります。最終的な総額を事前に把握しておくことが重要です。
  • 地域性を考慮する:提携葬儀社のサービス品質は地域によって異なる場合があります。一度資料請求をして、オペレーターに質問するなどして確認することをおすすめします。

多くの利用者が「予想通りの料金でリーズナブルに終えられた」と評価する一方で、「追加料金の発生に驚いた」という声もあります。重要なのは、事前に十分な情報収集を行い、不明点は担当者に直接確認することです。

葬儀プランと価格(2025年5月現在)

お葬式費用の全国平均は約120万円とされていますが、小さなお葬式では明確な定額プランにより、従来よりもリーズナブルな価格での葬儀が可能になっています。ここでは、2025年5月時点の最新プランと料金体系を紹介します。

プラン別料金表と含まれるサービス

小さなお葬式では葬儀の規模や形式に応じて5つの基本プランが用意されています。いずれのプランも資料請求による5万円割引が適用されます。

プラン名通常価格(税込)資料請求割引後(税込)通夜告別式火葬対応人数
小さなお別れ葬141,900円86,900円××少人数
小さな火葬式174,900円174,900円××〜15名程度
小さな一日葬383,900円328,900円×〜15名程度
小さな家族葬493,900円438,900円〜30名程度
小さな一般葬713,900円658,900円30〜100名

各プランに基本的に含まれるもの

  • 遺体搬送(病院から安置場所までの1回、50kmまで)
  • 遺体安置(プランにより3〜4日間)
  • 棺と棺布
  • 骨壺と骨袋
  • ドライアイス
  • 納棺師
  • 遺影写真(白黒)
  • 役所手続き代行

小さなお別れ葬最もシンプルな火葬のみのプランで、仏具を省略した形式です。一方、小さな一般葬は従来の葬儀に近い形で、より多くの会葬者に対応できます。

火葬料金と別途必要な費用

重要:すべてのプランは火葬料金が含まれていません。火葬料金は自治体によって大きく異なり、地域や火葬場(公営/民営)によって数万円から10万円近くかかる場合があります。

プランとは別に必要となる主な費用:

  • 火葬料金(地域により異なる)
  • お布施(宗教者への謝礼)
  • 会食費用(希望する場合)
  • 返礼品(香典返し)
  • 追加の供花・供物

これらの費用は地域や宗派、希望するグレードによって変動するため、事前に確認することが重要です。

お布施・僧侶の手配について

お布施は宗教者への謝礼として渡すもので、プラン料金には含まれていません。一般的な相場は3〜5万円程度ですが、宗派や地域によって異なります。

僧侶の手配については、以下の選択肢があります:

  • 菩提寺がある場合はそちらに依頼
  • 小さなお葬式の僧侶手配サービスを利用(オプション)
  • お坊さん便などのインターネット僧侶手配サービスを自分で利用

小さなお葬式では僧侶手配のサポートも行っていますが、別途費用がかかります。インターネットでの僧侶手配サービスは近年人気が高まっており、透明な価格体系で依頼できる点がメリットです。

各プランの安置日数と面会条件

各プランには規定の安置日数が設定されており、超過すると追加料金が発生します:

  • 小さな火葬式・一日葬:安置3日間まで
  • 小さな家族葬・一般葬:安置4日間まで

安置日数を超過した場合、1日あたり11,000円〜16,500円の追加料金がかかります。火葬場の混雑状況によっては予定通りに火葬ができず、超過する可能性があることに注意が必要です。

また、安置中の面会には追加料金がかかる場合があり、約1時間あたり11,000円の費用が発生することがあります。

適切なプランを選ぶためには、葬儀の規模だけでなく、安置期間や面会の必要性も考慮することが大切です。公式サイトの資料請求や電話相談を通じて、詳細な情報を確認することをおすすめします。

追加料金が発生するケース

小さなお葬式のプランには基本的なサービスや物品が含まれていますが、特定の状況では追加料金が発生する可能性があります。葬儀を依頼する前に、これらの条件を十分に理解しておくことで、想定外の出費を防ぐことができます。

安置日数超過時の料金

各プランには規定の安置日数が設定されており、これを超えると追加費用が必要です:

  • プラン別の規定安置日数:
    • 小さな火葬式・一日葬:3日間まで
    • 小さな家族葬・一般葬:4日間まで

規定日数を超過した場合、1日あたり11,000円~16,500円の追加料金が発生します。火葬場の混雑状況によっては、希望する日に火葬ができず、安置日数が延びることがあるため注意が必要です。

火葬日程は火葬場の予約状況に大きく左右されるため、お急ぎの場合は事前に相談することをおすすめします。

搬送距離による追加費用

小さなお葬式のプランでは、搬送距離が50kmまで含まれています。この距離を超える場合は追加料金が必要です。

搬送が発生するケース:

  • ご逝去場所(病院など)から安置場所への搬送
  • 安置場所から葬儀会場への搬送
  • 葬儀会場から火葬場への搬送

特に遠方の病院で亡くなられた場合や、遠方の火葬場を希望される場合は、事前に距離と追加費用を確認しておくことが重要です。

面会に関する追加料金

ご遺体の安置期間中の面会(お別れ)には、追加料金がかかる場合があります。一般的に1時間あたり約11,000円の費用が発生します。

面会時には通常、葬儀スタッフが立ち会い、適切な環境を整えるためのコストとなります。事前に面会回数や時間を相談することで、費用を把握することができます。

その他オプションサービスの料金

基本プランに含まれないサービスや物品には、それぞれ追加料金が必要です:

  • 美容関連サービス:
    • ラストメイク(死化粧)
    • 着替えのお手伝い
    • 洗髪サービス
  • スタッフ関連:
    • 火葬場案内スタッフの人件費
    • 付き添い安置の際のスタッフ待機料
  • グレードアップオプション:
    • 祭壇や棺のグレードアップ
    • 高級な骨壷への変更
    • 追加の供花や装飾
  • 宗教形式による追加:
    • 神式葬儀など特定の宗教形式に対応する際の追加費用
  • 公営火葬場がない地域や市民料金が適用されない場合の火葬料金差額

これらの追加サービスが必要かどうかを事前に検討し、見積もりの段階で確認することで、最終的な総額を把握することができます。

小さなお葬式のスタッフには、どのようなサービスが基本プランに含まれているか、どのようなオプションが別途必要かを詳しく尋ねることをおすすめします。過去には「追加料金一切不要」との表示が景品表示法違反と指摘されたこともあるため、特に注意が必要です。

葬儀の申込みから執行までの流れ

資料請求の方法とメリット

小さなお葬式では、まずは資料請求することで多くのメリットが得られます。資料請求を行うと、なんと5万円の割引が適用されるため、葬儀費用を抑えたい方には必須のステップです。

資料請求の方法:

  • 公式ウェブサイトから申し込む(24時間受付)
  • フリーダイヤルに電話して依頼する(24時間365日対応)
  • スマートフォンやタブレットからも簡単に申し込み可能

資料は通常、申し込みから3日程度で郵送されます。急ぎの場合は、メールでのデータ受け取りも選択できるため、すぐに内容を確認したい方にも安心です。

資料請求をすると、葬儀プランの詳細資料に加えて、無料のエンディングノートがもらえます。このエンディングノートは終活に関する重要事項を整理できるツールで、将来の手続きをスムーズに進めるのに役立ちます。

事前相談のポイント

小さなお葬式では、24時間365日体制で専門のコールセンタースタッフが相談に対応しています。事前相談では以下の点を必ず確認しましょう。

相談時の確認ポイント:

  • 選択するプランに含まれるサービスと含まれないサービスの明確な区別
  • 地域による火葬場の費用(別途必要)と混雑状況
  • 安置日数の上限(プランにより3~4日)と超過時の追加料金
  • 面会条件と追加料金の発生条件
  • 搬送距離(50km超過時の追加料金)

また、まだ急ぎでない場合は、早割制度の利用も検討しましょう。申し込みから30日、1年、2年の3段階で割引率が大きくなる仕組みで、高齢のご家族がいる方や、病気療養中の方がいる場合に事前に申し込んでおくことでさらに費用を抑えられます。

相談の際は、あなたの地域の提携葬儀社の具体名を尋ねると良いでしょう。全国4,000以上の式場と提携していますが、実際に葬儀を行う葬儀社によってサービスの質が左右される場合があります。

葬儀当日までの準備と流れ

小さなお葬式への申し込みから葬儀執行までは、以下のような流れで進みます。

  1. 初回連絡:ご逝去後、まずは小さなお葬式に電話連絡します(24時間365日対応)
  2. 打ち合わせ:担当者が病院や自宅に来訪し、希望のプランや日程を相談します
  3. 決済方法の選択
    • クレジットカード決済(一括・分割):申し込み後にメールから支払い手続き
    • ローン払い(分割):オリコWebクレジットでのローン契約
    • 現金払い(一括):火葬終了後に現金で支払い
  4. ご遺体の搬送と安置:提携葬儀社によるご遺体の搬送と安置を行います
  5. 葬儀の準備:必要書類の準備や葬儀の詳細打ち合わせを行います。この際、追加サービスの要否も決定します
  6. 宗教者の手配:お坊さんなどの宗教者が必要な場合は手配します(お布施は別途必要)

葬儀の準備では、以下の書類を用意しておくと安心です:

  • 故人の死亡診断書(医師から発行)
  • 故人と喪主の印鑑
  • 故人の健康保険証

葬儀後の手続きとサポート

葬儀終了後も、小さなお葬式ではさまざまなサポートを提供しています。

火葬終了後、現金払いを選択した場合はスタッフに費用を支払います。ここで注意したいのは、火葬場の使用料は別途必要となる点です。地域によって数万円から10万円程度かかることがあります。

葬儀後に申請できる葬祭費(約5万円)の給付金制度についても案内があります。健康保険から給付されるこの制度を利用するための書類準備や申請方法についてもサポートを受けられます。

香典返しなどのアフターフォローも充実しており、必要に応じて相談できます。また、後日行う法要についての相談や、仏壇・墓石についての情報提供も可能です。

葬儀後の主な手続き:

  • 死亡届の提出(市区町村役場、7日以内)
  • 健康保険証の返還
  • 年金の停止手続き
  • 葬祭費の申請

小さなお葬式では、これらの手続きに関する基本的な案内を行っていますが、詳細な相続手続きなどは専門家への相談が必要な場合もあります。

葬儀費用の支払い方法と手続き

小さなお葬式では、葬儀費用の支払いに複数の選択肢を用意しており、ご遺族の状況に合わせて選べるようになっています。また、葬儀後に利用できる給付金制度についても案内があります。

クレジットカード決済(一括・分割)

クレジットカード決済は、手続きが簡単で即時に支払いが完了する便利な方法です。

  • 利用できるカード会社:VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners Clubなどの主要カード
  • 決済の流れ:電話で依頼した後、申し込み用のメールが送られてきます。メール内のリンクから決済ページにアクセスし、支払い手続きを行います
  • 決済完了後:支払い確認が取れ次第、葬儀の施行に移ります

カード決済の場合、一括払いだけでなく分割払いも選択可能です。分割回数や金利については、ご利用のクレジットカード会社の規定に準じます。急な出費で一度に支払うのが難しい場合でも、分割払いを活用することで負担を軽減できます。

ローン(分割払い)の手続き

クレジットカードをお持ちでない方や、より長期の分割払いを希望する場合は、ローンを利用することができます。

小さなお葬式では、オリコWebクレジットと提携したローン契約が可能です。申込み時にオンラインでローン契約を行い、審査・契約完了後に葬儀の施行が始まります。

ローン利用のポイント:

  • 申込条件:年齢20歳以上、安定した収入がある方
  • 分割回数:3〜24回払いから選択可能
  • 必要書類:本人確認書類(運転免許証など)

ローン契約は葬儀の施行前に完了させる必要があるため、急な葬儀の場合は事前に電話で相談することをおすすめします。

現金払いの流れ

現金での支払いも可能です。現金払いを選択した場合の流れは以下のとおりです。

  1. 電話で葬儀を依頼する際に、支払い方法として「現金払い」を選択
  2. 依頼完了後、そのまま葬儀の施行が始まります
  3. 火葬終了後、会場にいる小さなお葬式のスタッフに現金を直接支払い
  4. 領収書が発行されます

現金払いの場合、事前の入金は不要ですが、当日は必要な金額を用意しておく必要があります。領収書は後日の確定申告や葬祭費の申請に必要となるため、大切に保管しておきましょう。

葬祭費支給申請のサポート

葬儀の費用負担を軽減するために利用できる公的支援制度があります。小さなお葬式では、これらの申請手続きについてもサポートしています。

健康保険では「葬祭費(埋葬料)」として、故人が加入していた健康保険から約5万円の給付金を受け取ることができます。申請方法は保険の種類によって異なります。

  • 健康保険(協会けんぽ):最寄りの年金事務所または協会けんぽ支部に申請
  • 国民健康保険:各市区町村の担当窓口に申請
  • 後期高齢者医療制度:各市区町村の担当窓口に申請

申請に必要な書類:

  • 葬祭費支給申請書
  • 葬儀を行ったことを証明する書類(領収書など)
  • 申請者の身分証明書
  • 申請者名義の通帳コピー

小さなお葬式のスタッフが申請書類の案内をしてくれるので、わからないことがあれば相談するとよいでしょう。葬儀後、できるだけ早く申請することをおすすめします。

競合サービスとの比較

「小さなお葬式」以外にも様々な葬儀サービスがあります。ここでは主な競合サービスとの違いを紹介し、ご自身に最適なサービスを選ぶ際の参考情報をお伝えします。

定額プラン型サービス(よりそうお葬式・イオンのお葬式など)との比較

定額プラン型のサービスは、あらかじめ料金とサービス内容が決まっているため予算が立てやすいのが特徴です。「小さなお葬式」と同様のビジネスモデルを持つサービスとの比較ポイントは以下の通りです。

よりそうお葬式との比較:

  • 価格設定: よりそうお葬式はやや低価格(火葬式83,600円~、一日葬297,000円~、家族葬405,900円~)で、小さなお葬式(火葬式86,900円~、一日葬328,900円~、家族葬438,900円~)よりも若干安い傾向
  • プラン内容: どちらも火葬料金は別途必要、基本的なサービス内容は類似
  • プランの多様性: よりそうお葬式はプランがより細分化されている

イオンのお葬式との比較:

  • 価格帯: イオンのお葬式(火葬式99,000円~/217,800円~、一日葬360,800円~、家族葬481,800円~)は小さなお葬式よりやや高め
  • ブランド信頼性: イオンのお葬式は大手イオングループの安心感がある
  • 割引制度: 小さなお葬式は資料請求で5万円割引、イオンのお葬式は「そなえ割」などの独自割引制度あり
  • サービス内容の差: 式場利用料上限や会葬礼状枚数などの細部で若干の違いがある

どちらも全国対応しており、火葬料金は別途必要な点では共通しています。選ぶ際は、各社の具体的なプラン内容や地域での評判、追加料金の発生条件を比較検討することをおすすめします。

紹介型サービス(いい葬儀)との比較

いい葬儀は、自社でプランを持たず、約6,660以上の提携葬儀社から最適な葬儀社を紹介するサービスです。小さなお葬式との主な違いは以下の点です。

  • サービスモデルの違い: 小さなお葬式は自社ブランドの定額プランを提供、いい葬儀は提携葬儀社を紹介する仲介型
  • 価格設定: 小さなお葬式は明確な定額プラン、いい葬儀は紹介される葬儀社によって価格が異なる
  • 選択肢の幅: いい葬儀は最大3社の見積もりが可能で選択肢が多い
  • カスタマイズ性: いい葬儀は個別ニーズに応じた葬儀社選びが可能
  • 透明性: 小さなお葬式は料金が明確だが追加費用に注意が必要、いい葬儀は紹介される葬儀社によってサービス内容や料金体系が異なる

価格の確定性を重視する場合は小さなお葬式、葬儀社選びの自由度を重視する場合はいい葬儀が選択肢となります。ただし、いい葬儀でも地域によっては必ずしも安い葬儀社だけを紹介するわけではない点に注意が必要です。

高品質個別対応型(公益社など)との比較

公益社のような高品質・個別対応型のサービスは、品質とパーソナライズされたサービスを重視する方向けです。小さなお葬式との違いは以下のとおりです。

  • 価格体系: 公益社は定額プランではなく個別見積もりが基本(事例:家族葬(大阪5名)約50.1万円、(東京20名)約57.2万円)
  • 対応エリア: 公益社は首都圏・近畿圏が中心、小さなお葬式は全国対応
  • サービスの質: 公益社は専門スタッフ(葬祭ディレクター)多数在籍による高品質サービスを重視
  • 規模への対応: 公益社は大規模葬・社葬にも対応実績が豊富
  • 会社背景: 公益社は東証プライム上場グループ

価格を抑えることを優先する場合は小さなお葬式、サービスの質や柔軟な対応を重視する場合は公益社のようなサービスが適しています。ただし、公益社は対応エリアが限定的で、価格面では高めになる可能性があります。

地域密着型サービスとの違い

地域密着型のサービスには「小さな森の家」(関東中心)や「もがりの森」(埼玉中心)などがあります。小さなお葬式との主な違いは以下のとおりです。

地域密着型サービスの特徴:

  • 自社会館: 多くの地域密着型サービスは自社会館を持ち、一貫したサービス品質を提供
  • 地域特化: 特定地域のニーズや習慣に精通している
  • 価格設定: 「小さな森の家」(直葬104,500円~、火葬式165,000円~)や「もがりの森」(直葬192,500円~)など、地域や自社ホールの有無によって価格差がある
  • 追加費用: 「もがりの森」のように追加費用なしを強く打ち出すサービスもある
  • 面会条件: 「もがりの森」では面会無料など、サービス細部に違いがある

選択のポイント:

  • 特定地域にお住まいで、その地域に根ざしたサービスを希望する場合は地域密着型
  • 全国どこでも対応可能なサービスを求める場合は小さなお葬式
  • 価格を重視する場合は、地域によって最適な選択肢が異なる
  • 自社会館での一貫したサービスを希望する場合は地域密着型

葬儀サービスを選ぶ際は、価格だけでなく、プランに含まれる具体的な内容、追加費用の発生条件、サポート体制、エリアカバー範囲など、総合的に検討することをおすすめします。特に、基本プラン価格に含まれない火葬料金や僧侶への謝礼など、実際にかかる総額をしっかり確認することが重要です。

小さなお葬式を選ぶポイント

全国対応のメリット

小さなお葬式は全国約4,000箇所以上の提携斎場と連携しており、この広範なネットワークは大きな強みとなっています。一部の離島を除いて、日本全国どこでも対応可能なため、遠方に住むご家族でも同じサービスを利用できます。

競合サービスと比較しても、提携斎場数の多さは小さなお葬式の優位性の一つです。「いい葬儀」は約6,660以上の提携があるものの、直接運営ではなく紹介型のサービスであるという違いがあります。また「公益社」のような地域特化型サービス(首都圏・近畿圏中心)や、「小さな森の家」(関東中心)、「もがりの森」(埼玉中心)などの地域限定サービスと異なり、地域を問わず一定の品質のサービスを期待できます。

急な葬儀が必要になった場合や、故人の希望する地域でのお葬式を検討する際に、地域による制限を気にせず選択できることは、大きな安心感につながります。

価格の透明性と総額の確認方法

小さなお葬式の特徴として、定額プラン制を採用している点が挙げられます。2025年5月現在、資料請求による5万円割引を適用すると、最安の「小さなお別れ葬」は86,900円から利用可能です。しかし価格を検討する際は、以下の点に注意が必要です:

料金確認の重要ポイント:

  • 火葬料金は別途必要(地域により数万円~10万円程度)
  • お布施や戒名料も別途必要(宗派により異なる)
  • 安置日数超過や搬送距離延長で追加料金が発生する可能性
  • 面会には追加料金(例:1時間あたり11,000円)が発生する場合も

価格の透明性を確保するためには、申込み前に見積書で総額を確認することが重要です。公式サイトや資料だけでなく、電話での問い合わせを通じて、自分の状況に合わせた総額見積もりを取得しましょう。過去には「追加料金一切不要」との表示が景品表示法違反と指摘されたこともあり、事前の確認が欠かせません。

サポート体制の充実度

小さなお葬式では、24時間365日の電話対応体制を整えており、約90名の専門スタッフが常駐しています。突然のことでも迅速に対応してもらえる点は大きな安心材料です。

サポート面での強み:

  • 専門コールセンターによる24時間サポート
  • Web問い合わせや資料請求の簡便さ
  • 緊急時には電話でのスムーズな対応
  • エンディングノートの無料提供による終活サポート

競合サービスと比較しても、サポート体制については遜色ないレベルが確保されています。「いい葬儀」も24時間365日の電話対応を行っていますが、対面打ち合わせは提携葬儀社が対応する形となります。「公益社」は専門スタッフ(葬祭ディレクター)が多数在籍している点が特徴ですが、対応エリアが限定的です。

あらかじめ資料請求をしておくことで、いざという時にスムーズな対応が期待できるだけでなく、5万円の割引も適用されるため、事前準備としても有効です。

利用前に確認すべき重要事項

小さなお葬式のサービスを選ぶ際は、以下の点を事前に確認することで、後悔のない葬儀を実現できます。

確認すべき重要事項:

  • プランに含まれるサービスと含まれないサービスの詳細
  • 安置日数の上限(プランにより3~4日間)と超過時の追加料金
  • 搬送距離の制限(例:50km以内)と超過時の料金
  • 面会条件と追加料金の有無
  • 火葬場の予約状況(混雑時は安置日数が延びる可能性)

また、神式葬など特定の宗教形式を希望する場合や、ラストメイク(死化粧)などのオプションサービスを検討する場合は、追加費用が発生する可能性があるため、事前に確認しておくことが重要です。

利用者が後悔しないためには、口コミにもあるように「必要なサービスがあるか、余計なものは外せるか」を確認し、自分のニーズに合ったプランをカスタマイズすることが大切です。事前に電話での相談を利用して、疑問点をすべて解消しておくと安心です。

よくある質問(FAQ)

プランに含まれるものと含まれないもの

小さなお葬式の各プランに含まれるもの

  • 基本的な葬儀サービス(遺体搬送、ご遺体安置、棺、骨壺、式場使用料)
  • 葬儀施行に必要な基本的な物品(祭壇、受付セット、位牌など)
  • 役所への死亡届などの手続き代行
  • 葬儀ディレクターによるサポート

別途料金が必要なもの

  • 火葬料金(地域により数万円〜10万円程度)
  • お布施や宗教者への謝礼(宗派により相場は異なる)
  • ラストメイク(死化粧)のオプションサービス
  • 火葬場案内スタッフの人件費(地域による)
  • 祭壇や棺のグレードアップ(希望する場合)

プランを選ぶ際には、含まれるサービスと含まれないものを明確に確認し、最終的な総額を事前に把握しておくことが重要です。特に火葬料金は必ず別途必要となるため、お住まいの地域の火葬場料金を調べておきましょう。

急なお葬式の場合の対応

小さなお葬式では24時間365日体制で専門のコールセンタースタッフが常駐しており、急なお葬式の依頼にも対応しています。ただし、以下の点に注意が必要です:

  • 資料請求による5万円割引は事前に行う必要があり、急な依頼では適用されない場合があります
  • 緊急時は主に電話での対応となります(約90名体制)
  • 火葬場の予約状況によっては、希望日時に添えない場合があります
  • 急な依頼の場合でも、基本的なプラン内容は変わりません

病院でお亡くなりになった場合、まずは小さなお葬式に電話で相談し、搬送や安置の手配を進めることができます。その後、具体的なプランの相談や火葬場の予約などを行います。

キャンセルポリシーについて

小さなお葬式のキャンセルポリシーには以下のような特徴があります:

  • 早割プラン申込後のキャンセルについては、申込金の返金規定があります
  • 葬儀の施行直前・施行中のキャンセルの場合、すでに発生した費用については返金対象外となる場合があります
  • キャンセル料はキャンセル時期によって異なります

具体的なキャンセル料の発生条件や金額については、契約前に必ず確認することをおすすめします。早割プランなど事前申込の場合と、急な葬儀依頼の場合でキャンセルポリシーが異なる可能性があります。

宗教や葬儀形式による対応の違い

小さなお葬式では様々な宗教や葬儀形式に対応していますが、以下の点に注意が必要です:

  • 仏式葬儀が標準的なプランとなっていますが、神道・神式キリスト教式など他の宗教形式にも対応可能です
  • 特定の宗教形式を希望する場合、追加費用が発生する場合があります
  • 神道・神式の葬儀は仏式より費用が安いということはなく、むしろ特別な設備や作法が必要な場合は追加費用が発生します
  • 無宗教葬自由葬にも対応していますが、具体的な進行内容について事前に相談が必要です

宗教や宗派による葬儀の進め方の違いは大きいため、希望する形式がある場合は、事前に小さなお葬式のスタッフに相談し、必要な準備や追加費用について確認しておくことをおすすめします。また、僧侶や神職の手配は別途行うことも可能です。

運営会社情報

会社概要

小さなお葬式は、株式会社ユニクエスト(旧ユニクエスト・オンライン)が運営する葬儀サービスです。同社は2006年8月に設立され、大阪市西区に本社を置いています。24時間365日体制で約90名のコールセンタースタッフが常駐し、葬儀に関する相談や手配に対応しています。

会社詳細:

  • 会社名:株式会社ユニクエスト(UNIQUEST INC.)
  • 所在地:〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-6-3
  • 連絡先:TEL 06-6131-5936 / FAX 06-6131-5937
  • 設立日:2006年08月01日

サービス開始からの実績

小さなお葬式のサービスは2009年10月に開始され、現在(2025年5月時点)までに15年以上の運営実績があります。全国に約4,000箇所以上の提携式場を持ち、一部の離島を除く全国エリアで葬儀サービスを提供しています。「不透明なお葬式料金の透明化」を理念に掲げ、明確な定額プランで葬儀業界に新しい選択肢を提供し続けています。

メディア掲載実績

サービス開始以来、新聞やテレビなど数々のメディアで取り上げられています。特にNHKでの紹介は大きな反響を呼びました。また、葉加瀬太郎さんが書き下ろしたレクイエムを使用したテレビCMも放映され、認知度向上に貢献しています。こうしたメディア露出により、従来の葬儀社とは異なる新しい葬儀のあり方として広く認知されるようになりました。

まとめ

小さなお葬式は、葬儀費用の透明化低価格化を実現した全国対応の葬儀サービスです。資料請求で5万円割引になる点が大きな特徴で、最安プランの「小さなお別れ葬」は割引後86,900円から利用可能です。ただし、すべてのプランにおいて火葬料金は別途必要であり、総額を正確に把握するためには事前確認が重要です。

葬儀費用における注意点:

  • 安置日数の超過(プラン規定は3〜4日)による追加料金
  • 搬送距離50kmを超える場合の追加費用
  • 面会に関する追加料金(1時間あたり11,000円程度)

24時間365日の電話対応全国4,000以上の提携式場により、急な葬儀にも対応できる体制を整えています。サービス選択の際は、他社の類似サービス(よりそうお葬式、イオンのお葬式など)とも比較検討し、ご自身の状況に最適なプランを選ぶことをおすすめします。

葬儀は人生で数回経験するかどうかの重要なセレモニーです。事前に資料請求を行い、内容をよく理解した上で依頼することで、後悔のない葬儀を実現できるでしょう。

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