葬儀は年末年始でも行えるが、三が日を避けて執り行うのが一般的

葬儀は年末年始でも行える葬儀のマナー・知識

葬儀の日程が年末年始にかかる場合も通常通り葬儀を行うことは可能です。

ただし、各施設や参加者の都合などを踏まえて日程を考える必要があります。

葬儀日程を決めるために検討すべき項目や、年末年始特有の注意点がいくつかありますので参考にどうぞ。

基本的には葬儀社に相談すれば、年末年始にどのような対応をすべきかアドバイスを貰えますので、葬儀屋のスタッフに聞くのが一番早いでしょう。

葬儀は年末年始でも行うことができる

年末年始だからと言って葬儀を行えない・行ってはならないという決まりはありません。

たまたま年末年始にかかるタイミングでお亡くなりになり、喪主・親族がすぐに葬儀を行うことを希望するのであればそのまま通夜・葬儀と進めることも可能です。

実際に365日体制の葬儀社はたくさんあります。

ただし、年末年始は日本全体の慶事(祝い事)であることや、関係各所の休日の関係で葬儀日程をずらす必要がある場合もあります。

  • 希望としてどのタイミングで葬儀を行いたいか
  • 関係各所の都合でいつ葬儀ができるのか

この2つの要素で葬儀の日程を決めていきます。

年末年始の葬儀日程を考える要因

火葬場の年末年始休み

年末年始に葬儀を執り行う上で、日程に一番影響があるので火葬場が休みであることです。

元旦のみ休みとしている火葬場から、年末〜3日までを休みとしている火葬場など地域や施設によって異なります。

もし、亡くなった翌日に火葬場が休みだった場合は1〜2日後ろに日程をずらす必要があります。

合わせて、火葬場は休日の前後は予約が混み合いますので、日程を確保できるかどうかが問題となります。

葬儀社に依頼すれば担当者が火葬場のスケジュールを確認してくれ、いつなら葬儀が可能可を教えてもらえます。

なお、火葬場が休みの行えないのは葬儀(告別式〜火葬)ですので、通夜を行うのは問題ありません。

僧侶の都合

お坊さんについては年末年始だから対応が出来ないとうことはありません。

ただ、時期的にどうしても多忙となって都合がつけられない可能性はあります。

もし菩提寺など依頼する僧侶が決まっている場合は、なるべく前もって相談しておいた方が懸命です。

依頼する僧侶が決まっていない・菩提寺が無い場合は葬儀社等からの紹介や、自身でお坊さんの手配をします。

参列者の都合を考える

喪主は希望であれば年末年始だろうが気にせず葬儀を執り行なえばよいのですが、参列者のことを考えるとそうも行きません。

慶事に当たる年末年始や正月・三が日に訃報を伝えて葬儀への参列を依頼するのも気が引ける部分がありますし、参列する側も都合により行きづらい場合があります。

このため、三が日を終えて4日移行に葬儀日程を組む場合が多いです。

もちろん、参列者なしで家族葬や密葬(周りのことを考えて)を行うのであれば問題ありません。

年末年始に身内だけで葬儀を行い、4日移行に改めて告別式を行う場合もあります。

別途、「お別れの会」「偲ぶ会」を開くなどして対応する方法もあります。

年末年始に葬儀を行う時の懸念事項

金融機関が休み

年末年始で困るのは銀行や郵便局などが休みになることです。

葬儀社へ支払う葬儀費用と、お坊さんへのお布施を用意する場合に都合が悪いです。

特に、お布施は現金を用意しなければならないので事前準備が必要です。

葬儀社への支払いはクレジットカード払いや、金融機関が空いてからの振込に対応してもらえるかと思いますので一言相談をしてみましょう。

役所の手続きは年末年始でも可能

火葬を行うためには、死亡届を提出して死体埋火葬許可申請書を発行してもらう必要があります。

年末年始は通常窓口は閉まっており、休日や夜間窓口での対応となります。

通常の窓口と場所(出張所など)や対応時間が異なりますので、各市区町村の役所の対応を確認してください。

なお、死亡届の役所への届け出は葬儀社が代理できますので、これも任せてしまうのが確実かと思います。

葬儀費用は通常と変わらない

葬儀にかかる費用自体は年末年始でも代わりがありません。

葬儀社に支払う葬儀の施行料金やお布施は同じです。

ただし、実費として変動費がある場合は確認が必要です。

例えば、火葬場の都合で遺体を安置する日数が増えれば、その分金額がかかります。

  • 保冷剤
  • ドライアイス
  • 保冷室
  • エンバーミング など

こちらは利用する施設やその日数・季節(気温)などによって代わりますので、葬儀社から説明を受けておきます。

また、葬儀で注文する弁当など外部の業者に発注するものは、年末年始で価格が変更になっている可能性もゼロではありません。

正月・年越しはどう過ごすか

《官製 10枚》喪中はがき(ハス)(No.862)《63円切手付ハガキ/胡蝶蘭切手/裏面印刷済み》

忌中・喪中の年末年始はどのようにしたらよいか。

一般的には祝い事にあたる行事は避けます。

たとえば、年賀状は出さないとか、正月飾りはしないなどですね。

ただ、こちらに関しては地域・宗教・個人の思想でルールがあいまいです。

親族に確認したり、葬儀社のスタッフにその地域特有のルールがないかなどを聞いてみるのが間違いないかと思います。

ちなみに、すでに年賀状を用意してしまったあとで喪中となった場合は郵便局で通常のはがきに交換してもらえるようです。

訃報の通知

年末年始に訃報を通知するかどうかも悩みどころですよね。

故人と親しい間柄で伝えるべき人には、年末年始であろうが伝えるべきかと思います。

それ以外の人へはタイミングを見計らう必要があります。

  • 三が日は避ける
  • 松の内(7日、もしくは15日)は避ける

「誰に」という範囲と、「いつ」という範囲はやはり地域性だったり、故人の関係性によるので、近親者と相談の上決めることになります。

必ずこうしなければならないというルールはありません。

松の内

松の内とは門松などの正月飾りを置いておく期間。

一般的には7日までですが、地域性で15日くらいまでの範囲があります。

松の内と言えど、さすがに1週間も2週間も葬儀を引き伸ばすわけには行きませんので、一般的には松の内でも葬儀やその案内は進めます。

極端に「松の内は葬儀をしない」という思想の地域でなければ問題ないでしょう。

どうしても松の内は葬儀ができないのであれば、やはり先に身内で密葬を行い、後日「お別れの会」「偲ぶ会」等で対応するようになるかと思います。

年末年始(正月)の葬儀まとめ

地域の慣習や関係する施設を確認すれば、あとは通常の葬儀とやることはかわりません。

親族などでわかる人に確認することと、葬儀屋はその地域の慣習に詳しいので言われなくてもアドバイスや提案をしてくれます。

僧侶や葬儀屋にあてがあればそちらに確認。

もしなければ仲介サービスを利用して該当地域の葬儀社を探してもらえます。

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