【散骨】費用は約25000円〜|海・山など散骨できる場所はどこか

散骨の種類・費用お墓の知識・情報

ここ20年で人気になってきている散骨について。

自然にかえれるというイメージや、お墓を建てるのと比較してお金もかからないなど散骨のメリットも様々です。

海・山などどんな場所に散骨できるのか、費用はどの程度かかるのか、そもそも法律的に許可が必要なのかなどまとめます。

散骨とは

古くから、人は死んだら墓に入るという常識が信じられてきました。

この常識に異論を唱えたのが「葬送の自由をすすめる会」で、1991年に相模灘で海洋散骨を行いました。

これをきっかけに「自然に帰れるならいい」と多くの人に受け入れられるようになったようです。

散骨だけでなく自然葬と呼ばれることもあります。

2010年に第一生命経済研究所が調査した結果によると、海や山に遺骨を撒く散骨についてたずねたところ、「葬法としては好ましくない」と考えている人は14.7%で、「自分はしたくないが、他人がするのは構わない」と回答した人が55.1%と過半数を占めました。

散骨についての考え

 

散骨について好感的な印象を持っている人は、全体の3割近く。

「他人がするのは構わない」という人を加えると、全体の8割以上は散骨に反対はしていないことになります。

散骨を希望する理由もアンケートを取っており、以下のような理由が上位となっています。

  1. 自然にかえれるから
  2. お墓参りで家族に迷惑をかけたくないから
  3. お金がかからないから
  4. 思い出の場所に眠りたいから
  5. お寺との付き合いがわずらわしいから

個人の思想ももちろん反映されていますが、時代の変化に応じて需要が高まっていることも読み取れます。

海や山など散骨する場所は?

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海洋散骨が一般的

散骨をする場所ですが、海洋散骨が一般的で人気となっています。

東京湾や沖縄・ハワイなど様々です。

お墓という狭くて暗いイメージの対局にあるのが、広々とした海になるのかもしれません。

海洋散骨は単純に「遺骨を海に撒く」だけでなく、花も一緒に海へ入れ、黙祷や鐘を鳴らすなど洋上で儀式(セレモニー)を行うものです。

撒くだけで終わりではなくセレモニーを行うことで、記憶にも残せる形になっています。

また、散骨だと「手を合わせる場所がなくなる」というデメリットがあげられますが、意外とそのあたりもしっかり考えられています。

例えば、ある海洋散骨では羽田沖が散骨スポットとなっています。

これは、羽田空港から散骨した場所を見て手を合わせることができるという理由からです。

散骨したあとも、年に何度か散骨場所を訪れるメモリアルクルーズも行われていますので、決して海に散骨をして終わりという寂しいものではありません。

山への散骨

海より山へ散骨して欲しいという希望を持つ人も一定数いらっしゃいます。

ただ、山への散骨は実際のところごく一部しか行われておりません。

散骨自体は法律で禁止されているわけではありませんが、山という「誰かの土地」に勝手に遺骨を撒くわけにはいきません。

散骨が可能なのは、所有者の許可が得られる山だけです。

例えば、NPO法人の葬送の自由をすすめる会が所有する山への散骨を行っています。ここの会員になることで山への散骨も可能です。

または埋葬場所として管理されている山へ納骨する、里山型の樹木葬が希望に近いかもしれません。

「山に眠りたい」という方は以下の記事を御覧ください。

【樹木葬】費用の平均相場は50万円程〜|埋葬方法や樹木葬を選ぶメリットを説明
樹木葬は花や木などの樹木を墓石の代わりに墓標とするものです。 1999年に日本で初めて樹木葬を始めたのは、岩手県一関市の臨済宗・祥雲寺で、現在でいう里山型の樹木葬です。 明確な定義はありませんが、その名称から「自然っぽい」という...

宇宙葬

中には宇宙葬と呼ばれるサービスも存在します。宇宙に散骨するものです。

数センチ程度の小さなカプセルに遺骨を入れて、実際に宇宙までロケット運びます。

プランによって数十万円〜数百万円まで様々。

中には人口衛星に遺灰を乗せて、スマホで現在位置が確認できる「流れ星供養」もあるようです。

このように、散骨する場所は多岐にわたります。

散骨は法律的に違法か?許可は必要なのか

散骨ができる場所が色々とあるので、当然「散骨されたくない」という人の権利も重要です。

イメージとしては、お気に入りの公園などで読書や音楽を楽しんでいるところに、知らない人がやってきて遺灰を撒き始めたらあまりいい気はしませんよね。

法的にはどうなっているか気になるところですが、結論としては「散骨に関する法律はない」です。

これまで遺骨の取扱いに関連していた法律は墓地埋葬法です。

墓地埋葬法
埋葬または焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行ってはならない

一見、「墓地以外の区域」は違法となるように見えますが違います。

「埋葬する場合は墓地に」と書かれています。

つまり、散骨する場合についての決まりが存在していません。

過去の海洋散骨に関して以下のような見解がでています。

厚労省
もともと墓埋法は、散骨を想定していない
法務省
宗教上の感情を害さない限り刑法上の問題はない
節度を持って行われる限り問題ない

つまり、特に禁止する法律も無ければ、やり方が決まっているわけでないということです。

ただ、他人の土地に勝手に撒くなどすれば、さすがに不法投棄や不法侵入など別の法律にかかってきますが。

現時点では「他人に迷惑をかけないように行うのであれば問題ない」と解釈してよいでしょう。

散骨にかかる費用

粉骨・散骨の代行サービス

粉骨から散骨まで行ってくれるサービスで、おおよそ2.5万円〜の費用でできます。

遺骨を送って、完全に散骨を代行してもらうのであれば最も安いです。

金額的に代行を選ぶ人もいれば、高齢者など遠方へ足を運べない人も利用しています。

一般的には海洋散骨のクルーズに参加することになりますので、10万円〜程の相場感でしょう。

ここから希望する場所が遠方だったり、他の遺灰(他の散骨者)とは別に個人専用のフェリーを出したりすればその分料金は高くなります。

単純に日本周辺の海に散骨するより、ハワイに散骨しに行く方が高くなるということです。

条件によって10万円だったり、20万円だったり様々です。

ちなみに宇宙葬に関しては安くて50万円、高いと800万円ほどと言われています。

希望する散骨の方法によって金額は変動しますが、それでも新たに墓を建てたり、今後のお墓の管理費などを考えればかなりお財布にも優しいのではないでしょうか。

より詳しい散骨方法や料金が知りたい場合は、散骨サービスでの無料で資料請求や問い合わせを利用してください。

>>粉骨・散骨の資料をもらう(無料)

自分で散骨する場合

実は自分で散骨を行っても問題はありません。

散骨に必要になる手順は2つです。

  • 粉骨して遺灰にする
  • 散骨する

もし、自分で粉骨も散骨もするというのであれば費用はかかりません。

粉骨に必要な道具と、散骨へ行く交通費の実費だけです。

▼粉砕機です

しかし、現実的にご自身で遺骨を粉状にすることはないかと思いますので、通常は粉骨や散骨のサービスを利用することになります。

散骨でのお布施

お坊さんも一緒に乗船しての散骨・法要をする場合はお布施が必要になるでしょう。

数万円〜程かと思われますが、特に相場や決まった金額は存在しません。

依頼する散骨業者や僧侶へ確認が必要です。

散骨まとめ

お墓に埋葬するのと違って、散骨は生前の申し込みも可能ですので、家族のためだけでなく自分の希望する散骨方法を決めておけます。

余談ですが、海外在住者も海洋散骨を選択するようです。

理由は「なかなか日本には帰国できないけど、海なら海外にもつながっているから」だそう。

なるほどなと思います。

お墓や葬儀に関する話題はなかなか普段の会話では出てきませんので、散骨に関して気になることがあれば専門のサービスに相談してみるのが一番安心です。

>>ミキワの粉骨・散骨サービス

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